理事長あいさつ

理 事 長 就 任 挨 拶

もり                          
公益財団法人  森林ネットおおいた
    理事長  大 友 進 一

令和5年4月1日付けで理事長に就任いたしました大友でございます。

林業関係者はもとより県民の皆様には、平素より当法人へのご支援、ご協力を賜り心より感謝申し上げます。

当法人は、平成3年10月に「財団法人森林整備センター」として設立され、平成23年4月からは、公益法人への移行認定を受け「公益財団法人森林ネットおおいた」として、大分県林業の振興と発展に貢献できるよう林業の担い手確保や「おおいた林業アカデミー」をはじめとした林業研修、また、みどりの少年団の育成支援など緑化活動の推進や大分県県民の森の管理、さらには、県営林・県民有林の森林整備など様々な業務を行っています。

県内の林業は、先人の弛まぬ努力により植林された森林の多くが伐期を迎える一方、林業担い手の高齢化が進み、その確保や機械化等による生産性の向上が喫緊の課題となっています。また、地球の温暖化が進む中、県土の約7割を占める森林を適正に管理するとともに、大分の豊かな緑を次世代に引き継いでいく緑を守る意識の醸成が益々重要となっています。

当法人では、「大分県林業労働力確保支援センター」として、林業に従事する担い手の確保に向け、就業相談会等を継続して開催し、林業への関心を持つ方々に大分の林業の魅力を発信するとともに、「おおいた林業アカデミー」の開講による人材の育成や大分県林業研修所の運営を通じた林業従事者の技術向上に取り組みます。

また、「大分県緑化推進委員会」として、緑の募金活動を通じた、将来を担う青少年の育成やみどりを守る気運の醸成など緑化の推進に取り組むとともに、みどりの少年団の育成や活動を支援してまいります。大分県県民の森の指定管理者として、年間を通してイベントを開催し、県民の森林への理解醸成や健康的な生活の確保に努めます。

さらに、1万2千ヘクタールに及ぶ大分県の貴重な財産である県営林・県民有林の適切な管理に努めるとともに、市町村による森林環境譲与税を活用した未整備森林の解消に向けてサポートしてまいります。

終わりに、林業関係者、地域の方々、行政機関と連携し、大分の林業の発展に寄与できる団体として、しっかりと活動してまいりますので皆様方のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。